2020/11/10〜11/12 箱根3人欲張りの旅
今回、あいにく長さんは体調が悪くて、キャンセルとなり、3人の旅になった。11/10から3日間、ホテルでゆっくり休養する計画だったが、せっかくなので、強羅公園や彫刻の森美術館を加えて、テクテクと歩き回ってきた
◆山あいの強羅公園をめぐる(2020.11.11)  
強羅公園は、100年以上前に開園した左右対称のフランス式庭園(割引を使って、入園料は500円)。園の中心には噴水があり、見事に手入れが行き届いているが、坂や階段が多いので、健脚組にお薦めのスポット。ぽっかりと浮かぶ白い雲はまるで手が届きそうに見える
強羅公園駅を下りて、徒歩7、8分で強羅公園(2020.11.11)  
今日も見事な晴天。朝10時、保養所を出発し、登山電車でひと駅の強羅駅へ 公園までは坂道で7、8分ほどだが、ずっと上り坂なので、チトきつい。ふと、上り坂の途中に素敵なクラフトショップを発見。窓からのぞくと、ロクロを回して、みなさん、陶器を製作中。箱根には工芸体験のできる店が多い
強羅公園の散策コースはまず熱帯植物館から(2020.11.11)
正面ゲートから入って、右側に進むと、すぐに熱帯植物館がある。お薦め右回りのコースで、熱帯植物館→白雲洞茶苑→噴水→ヒマラヤ杉→ローズガーデン→音楽堂→とんぼ玉工作室→クラフトハウスと回ることにする
熱帯植物の木々の間にせせらぎもあり、珍しい植物が目を楽しませてくれる ここは12月に飾るポインセチアのクリスマスツリーが有名
深山の趣いっぱいの白雲洞茶苑(2020.11.11)
パンフレットによると、利休以来の茶人鈍翁によって、作られた「田舎家の席」の茶室。従来の茶室の形式から抜け出した造りで国登録有形文化財とか。苔がむした石や岩が山里らしい趣を出している
ジュウガツザクラを発見!(2020.11.11)  
見るのが楽しみだったジュウガツザクラ。10月から4月頃まで咲くコヒガンザクラの園芸品種で、江戸時代から栽培されていたとか。今の時期は、紅葉とサクラのちょっと不思議な取り合わせを見ることができる。ジュウガツザクラがけなげに小さなピンクの花を咲かせている姿にちょっといとおしさを感じる
強羅公園のシンボルツリー、100歳以上の大木、ヒマラヤ杉(2020.11.11)  
噴水を見下ろす位置にすっくと聳えるヒマラヤ杉。とにかくデカイ。高さが20〜30mあるそうで、とても100年以上も経つ老木とは思えないほどに、回りの景色を圧倒して生気がみなぎっている。ヒマラヤ杉の先にはローズガーデンが広がり、秋咲きのローズが咲いていた
珍しい樹「ストロベリーツリー」(2020.11.11)  
噴水のところで見知らぬご婦人が島さんに「珍しい樹がありますよ」と声をかけてくれたそうで、二人で階段を下りると、目の前になんとも愛らしい樹があって、感嘆の声。ストロベリーツリーには、たくさんの赤やオレンジの実が付き、ピンクのスズランのような花の房もこれまた可愛かった。今、付いている実は去年咲いた花。つまり今、咲いている花は、来年の晩秋の頃に赤い実になるそうだ。
ストロベリーツリーの前にちょうどソフトクリームのお店があったので、わたしはピンク色のローズソフトクリームを買う。ほんのり甘くて、行方不明のnabeさんのことも忘れて、あっという間に食べてしまう(^_^;)
正面ゲートに降りて行く途中で、クラフトハウス(吹きガラス、陶芸、サンドブラスト、切子、とんぼ玉)でとんぼ玉体験をのぞいて、強羅公園を後にした。次は、モノレールとケーブルカーを乗り次ぎ、大涌谷をめざす

次は 白い噴煙を巻き上げる「大涌谷」

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