多摩川のモヤと白鷺たち |
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赤い曲線の多摩大橋。早朝のため、街灯には灯りがともったまま。橋げたの下に早くもモヤを発見 |
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先生によると、年ごとに生活用水の水温が上昇し、川の水面との温度差から、モヤが立ちこめるようになったんだそうです |
少し風があるのか、モヤは川下へ。でも、次々にモクモクと力強いモヤが発生 |
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モヤの中、20数羽の鷺たちがのびやかに餌をついばんでいました。こんなにたくさんの鷺を見たのは初めて。岩場の下は水の流れがゆるやかなので小魚もいっぱい? |
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空までも覆い尽くしたモヤの中、わたしたちの気配に気づいたのか、半分以上の鷺に逃げられました(^^;) |
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樋さんはどんどんとモヤの中に入り込んで丸ごとモヤに覆われてしまう |
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思いかげず、青空と朝陽が顔を出し、一瞬パッとあたりの景色が色づく(^^) |
テトラポットの石の下を流れる川からも、モクモクと煙のようなモヤが立ち上る。小さな体の町さんがほのかにモヤの中から現れる(^^;) |
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わたしたちから逃げるように、川上へと移動する鷺たち。今度は見つからないように、枯れススキの間からそっとレンズを向ける(^^;) |
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風によって、自在に形を変えるモヤ。はるかかなたには山が連なる。自然現象とはいえ、生活用水を川に流すことで生じるモヤ。多摩川に幻想的なモヤは似合うけれど、このモヤは所詮人工的なモヤ、だから風さえなければ、毎日でも見れる。そう思うとちょっと複雑な気持ちかも(^^;)。 |
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