No.4 No.4 利尻富士を背に立つペンションと、ヒナゲシばあさん
今回の北海道旅行も個人旅行。まずは航空券を確保してから、宿探しが始まりました。宿探しで利用したのは初挑戦の「じゃらんnet」。宿泊した方たちの口コミを参考に宿探しをしました。

その中で、宿の画像を見て、即座に決めたのがこの「ペンションぐりーんういんど」。後ろに利尻富士を控え、林に囲まれた様はまるでスイスの山小屋のようで、いっぺんで気に入ってしまいました。
利尻富士を背にした「ペンションぐりーんういんど」(2008.8.14)
利尻富士を背にした「ペンションぐりーんういんど」。雨のため、画像がないので、ネットより画像を拝借 お部屋の画像も写すのを忘れたので、拝借。メルヘンチックなプチホテルの雰囲気でした ペンションで借りた自転車。ギアチェンジ付きでも登り坂ではヒーヒー言って荷物は全部nabeさん任せ(^^;)
一泊11500円。夕食は珍しい地物がふんだんに使われていて、嬉しい。今回の旅じゅう、夕食には馬糞ウニを食べました(^−^) サーモンとほたてとタコの頭(食感もグッド)
地元では「かや」と呼ばれるメバルの煮魚 馬糞ウニと、たらばカニの外子の醤油漬けと、コリコリとおいしかったタコのクチバシ(トンビ) ホタテの殻焼きと、ここで採れたもずく。今回の旅、ホテルではなく、ペンションを選択したのは大正解でした
ヒナゲシばあさん(2008.8.15)
利尻の町をのぞきたくて、海岸沿いの道をサイクリングしていたら、「ヒナゲシの花」という小さな看板を発見。自転車を止めて、小さなひなげし相手にカメラを向けていたら、おばあさんとおじいさんがひょっこりとバスから下りてきました。

「こんにちは〜、ここにはヒナゲシがいっぱい咲いてますね」と挨拶すると、なんとそこの家のおばあさんでした(^^)。「ヒナゲシを種からまいて、育ててるんだよ。みんな、『ヒナゲシばあさん』って呼んでるよ」とおばあさんはニコニコ顔で話してくれました。

ただ今年は雨の量が少なかったので、ひなげしもあまり咲いてくれなかったそうです。
「おじいちゃんは89歳、わしゃ82歳。今日、東京から遊びに来ていた娘が帰るんだよ」とおしゃべりは続きます 看板も、浮きのかわいい絵もみんな「ヒナゲシばあさん」の手作り。石のすき間からおばあさんが育てた「リシリヒナゲシ」が顔を出しているのが見えますか?(^^)
薄い5辺の花びらは、たえず海からの風に揺れて、ちゃんと写せません(;_;) 自宅横のおばあさんの小屋の庭にもたくさんのヒナゲシが育っていました
利尻山の岩場などに咲く野生のリシリヒナゲシ。おばあさんの手で利尻の島全体に広がっていくとよいですね 赤い屋根がヒナゲシばあさんの家。カメラを向けたら「あれまぁ、ボロ家まで撮ってるよ」と笑ってました
利尻の町をサイクリング
「さいはての島」のつもりで来たら、お店も車も結構あって、予想外(^^;)
港の隅っこに放置されていたイカリ。これは磯舟用のものかしら 今はお盆で漁をしない「沖止め」の時。網や仕掛けなどが準備されたまま、「沖止め」の終了を待ってました これはタコ採りの仕掛け?それともイカ用?
麝香葵(じゃこうあおい)
潮の香りをお腹いっぱいに吸いながら、気ままなサイクリング。ちなみに自転車は1時間800〜1000円。レンタカーが3時間で5000円(ガソリン別)なので、目的によっては車の方が割安かも。3時間ほど乗り回してもガソリン代は700円でした 可愛いなと思ったお花を写してきたものの、後で名前探しに四苦八苦(^^;)
リシリアザミ こちらも探しても名前が見つからず(^^;)
庭先に愛らしいヒナゲシが咲き乱れてました。隣のおじさんに花の名をたずねたら、「いつも咲いてるのを見てるけど、名前はわかんないなぁ」と照れてました。 ヒナゲシばあさんのリシリヒナゲシに比べて、こちらは花の中心がオレンジ色でくっきり。品種が違うのかしら
冬の豪雪にもめげず、毎年花を咲かせる北海道のお花たち。小さいながらも「けなげ」な力強さが伝わってきます

次は No.5 桃岩トレッキングと秘密の花園「ペンサシの花園」

稚内・利尻・礼文のTOP 旅いろいろTOPページへ アイビーネットへ戻る