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会場は徳島市立文化センター。日に3回のステージがあり(約80分)、1回に6連が競い合う。
当日券は2000円。一瞬高いかな、と思ったものの(^^;)、
有名連の中でもはえぬきの踊り子たちが見せてくれるショー用の阿波踊りは、
演舞場で見る阿波踊りとはこれまた一味違っていて、お薦め(^0^)。

場所はかちどき橋をめざして、徳島中央公園を越えるとすぐ左手のビル。
観光バスからどっと観光客が押し寄せてきて、長蛇の列ができるので、ちょっとビビりますが(^_^;)、
日中の街中ではほとんど踊り子たちの姿は見かけませんし、焦げんばかりの暑さからのがれて
クーラーがよく効いた会場でゆったりと照明にあぶりだされた華麗な阿波踊りを見るのもよいですよ(^^)。


蜂須賀連.....


8月13日(土)、最初に出てきたのは「蜂須賀連」。戦前から正調阿波踊りを継承している最も伝統ある連の一つで、全国各地に招待されるほどの有名連です。のっけからの赤いゆかたの一糸乱れぬ女踊りに目を奪われ、次にクルクルと提灯を繰って踊る躍動感あふれる男踊りにさっきまでの暑さが吹き飛んでました。


うきよ連.....

写真の整理をしていて、ハタと気づいたのですが、「うきよ連」だけなんと右前の着付け(・_・)。
「浮世」だからかな、なーんて勝手に解釈してます(^^;)。
ところで「うきよ連」は結成50年以上の歴史を持つ「技あり」の有名連。
煙幕から浮かび上がって、現世とは思えない妖艶な踊りを披露。


最前列は低学年らしき小学生。体育の授業に「阿波踊り」を習う土地柄だけに、腰がぐっと入ったハッピ踊りも大人顔負けでした


まんじ連.....

昭和43年に阿波蜂須賀家の家紋「まんじ」を連の名前に結成。ゆかたに卍が染め抜かれてます。
男踊りは盗人かぶり。無礼講の阿波踊りでは頭を手ぬぐいで被い、武士か町人か見分けがつかないようにしたとも言われ、提灯片手に腰を低く落とし、ゆったりとした踊り。テンポが速くなると、提灯を上下に激しく揺らす男踊りはダイナミック。
女踊りは足を後ろに大きく蹴り上げ、高くかかげた手を大きくゆったりと前後させての踊り。昔ながらの古風なゆっくりとしたテンポを大切にしている連です。


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