2019.3.6
No.3

防災タウンページで見つけた役立つ情報

毎年、配達される防災タウンページ。ざっとのぞくと、いつもの防災用品リストなどが掲載されている。
毎回同じような内容だなと思いながらめくっていると、一部、役立ちそうな情報を発見。

東日本大震災の女性被災者に聞いた「あってよかったもの」「あったらよかったもの」、これは役立ちそうだ。
通常の防災用品リストにはなく、体験者でないとわからない品物リストなので、「なるほど」と納得。

被災者に聞いた「あってよかったもの」「あったらよかったもの」

①ボディーシート(お風呂に入れないため)
②マウスウォッシュ(水が使えないため)

③ウェットティッシュ(手を洗えないため)
④懐中電灯(できたら家族分あるとよい。なぜなら、一個だと、トイレなどに立たれた時に部屋が真っ黒になるため)
⑤カイロ(冬の避難所は寒いため)
⑥ビニールシート(防寒にも、敷物にも使えるので)
⑦大きなゴミ袋(ゴミ袋、雨の時のカッパ、けがをした際の包帯代わり、洋式トイレにすっぽり敷いて、簡易トイレになる)
⑧ラップやアルミホイル(皿に食料を盛り付ける時、ラップを敷いていれば、皿を洗わなくて済む)

⑨ポリタンクと荷物運搬カート(給水車から水をもらったが、バケツでは重たくて運びにくい。ポリタンクに荷物運搬カートがあると便利。)

⑩灯油ストーブ(電気を使わないで済み、暖もとれ、料理もできるので)

⑪ワセリン(水が飲めないせいか、常に肌は乾燥しているし、切り傷もできやすいため)

⑫フーズドライの生野菜(生野菜が不足するので、フードドライの生野菜は便利

被災者の体験談の紹介

<水編>
◆ご近所の方に、「近くの集会所は水が出るらしい」とのうわさを聞き、汲みに行ったが、初日1時間、2日目3時間待ちで、寒さで死にそうだった。そんなに待っても、ポリタンクをもっていなかったので、ペットボトル2~3本しか確保できなかった。水は本当に貴重だと感じた。

◆水が貴重なため、トイレに行くのを結構我慢した(流すのは1日1~2回)。またお風呂は一か月に2回しか入れず(友人に貸してもらった)、体は濡れタオルで拭き、髪の毛は水で洗った。また歯も歯磨き粉を使わずに磨いた。

<電気編>
◆電気がとまって、情報収集ができなかった。ご飯を炊いたり、暖をとったり、お風呂に入ることができなくなり、電気がないと、生活の基本がすべてできなくなることを痛感した。電気が復活したときが一番嬉しかった。

◆懐中電灯は、電池の節約のため、あまり使えず、薄暗い中で手さぐりで行動した。毎夜8時には就寝していた。

◆携帯電話の充電が切れると、連絡のためのアドレス帳が見られず、別にメモを残しておくべきだと思った。
抽出した「酸素17」は水素と反応させて水にし、製品化し、2月から研究機関向けに試薬として発売される。

<食料や水の調達>
◆近所のスーパーに3、4時間並ぶのはざら。卵や牛乳が街中のスーパーにあると聞いて、寒い中、長い時間並んで買った。また子供のおむつが買えなくて、本当に不安だった。近くのスーパーに5時間並んで、やっと手に入れた。

◆予備の水をかっていなかったし、お風呂の残り湯もなく、水を確保するため、寒い中、5時間も並ぶがポリタンク1つ分ももらえず大変でした。給水所も途中で水がなくなり、もらえない人たちが怒って、暴動が起こりそうでした。

<安否確認>
◆携帯電話の接続は東北同士はなかなかつながらなかったが、東京とは比較的つながりやすかったので、東北に住む家族や親せきとのやりとりは、東京にいる娘を経由して行った。

◆電話より、ネット環境がつながりやすかった。メールや電話でひとりひとりに送るより、SNS系に書き込めばみんなが見られるし、伝えてもらえると思った。

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