2015.8.24
No.17

「スーパー捕食者」とは?(日経2015.8.24の記事)

小さな記事を日経朝刊で発見。小さな記事だったのに、目についたのは、タイトル。
『「スパー捕食者」人類に警告論文』というタイトルでした。

では、カナダの大学が発表した日経記事を紹介しますね。


人類は他の動物を過剰に殺し続ける「スーパー捕食者」

カナダ・ビクトリア大学の研究チームが米科学誌サイエンス電子版に発表したのは、人類は他の動物を過剰に殺し続ける「スーパー捕食者」だとする分析結果。

特に漁業と狩猟の分野で、この特徴が際立っているそうです。

小さく弱い獲物を狙って狩りをするライオンやサメなど他の捕食者と違って、人類は繁殖期になる大人の獲物を狙う傾向が他の捕食者に比べて格段と高いんだそうです。

そのため、このまま行くと、生態系に大きな悪影響を及ぼすと研究チームは警告を発している訳です。


どんな研究なのか?

チームは世界の陸や海にすむ2125種類の動物の捕食パターンを比較分析。
人間の場合は、魚の群れを一網打尽にする漁法や、生存には必要のない娯楽目的のハンティングなど、人類が他の動物を殺すパターンは異質で、繁殖を担う大人の個体を対象にする傾向が、漁業の場合では、他の捕食者に比べて14倍、狩猟では、他の動物に比べて9倍も高かったそうです。


セシルを殺害した極悪ハンター


ネットで見つけた故セシルの姿です

そういえば、3か月ほど前、ジンバブエの国立公園で観光客の人気を集めていたライオン「セシル」が、アメリカの歯科医によるハンティングで殺されていたというニュースが話題になってましたよね。

たてがみが立派で、「セシル」と名前まで付けられ、研究対象にまでなっていた人気ライオンは、5万ドル(約620万円)という狩猟代で雇われた現地ガイドによってえさで公園外までおびき出され、歯科医に射殺されたという。

気になっていたので、今、ネットでセシル殺害後の経過を調べてみたら、やっぱり違法性を問われて訴訟になっているのは現地ガイドだけで、当の本人の歯科医には法的な制裁はないみたいです。
ネットの画像によると、この歯科医はお金を使って、ハンティングしたたくさんの動物と一緒に記念撮影をしてましたね。

話はそれますが、こういう人間が何人かいるだけで、たくさんの動物たちが殺されてしまうと思うと、怒りが湧きます。

では、話を戻して、日経記事に戻ります。


研究結果による警告は・・・

チームはこうした状態が続くと、他の動物種の絶滅を招くほか、複雑に絡み合った生態系のバランスを崩しかねないと指摘。

不要な殺生を控え、繁殖に影響を及ぼさない持続可能な漁法に転換する必要があると警告してます。

漁業国日本としても、大事な問題ですよねぇ・・・

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