12 | モロッコのえとせとら2017.10.19-11.1 |
モロッコ情報探しをしている時に見つけたネタや、旅行をしていて気づいたこと、コンダクターの上田氏から伺ったこと、帰国後、調べてみてわかったことなど、思うがままに紹介 |
◆モロッコ◆モロッコの国旗について | ||||||||||||||
国旗の背景の赤は、勇敢さ、忍耐力、力強さを意味し、 緑は、愛、喜び、希望を表す。 また、緑はイスラムの色でもあり、 中心の五芒星は、「ソロモンの印」に関係しているそうだ。 |
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◆モロッコ◆街ごとの色 | ||||||||||||||
モロッコでは、街ごとにカラーが決まっている。 つまり自由に自分の好きな色で家を塗ることはできないのだ。 それぞれの街とカラーについて、コンダクターの上田氏が教えてくれた。
ちなみに、レートは、1DH(ディルハム)が約12円ほど。 ディルハムはモロッコ国外では両替できないため、余った小銭は 空港のユニセフに寄付してきた |
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◆モロッコ◆どうして床屋がこんなに多い? | ||||||||||||||
タンジェの旧市街の床屋さん 本当に床屋が多い! あちこち、小さな店が混在していて、おまけに中は混んでいる。 若者を観察して、訳がわかった。 今、若者に人気のヘアスタイルは、ベリーショートのソフトモヒカンなのだ。 シャウエンのウタハマム広場で騒いでいた学生たち かっこいい男性は皆、下半分はきれいに刈り込んで、 ヘアリキッドで上の髪をおっ立てている。 超ベリーショートの刈り込みのためにも、月1回位では足りないのだろう |
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◆モロッコ◆イスラム式トイレの使い方 | ||||||||||||||
ただし、日本と逆で、後ろ向きにしゃがむ。 トイレの中には、蛇口と、洗う用の桶、 こぼれた水を拭くためのブラシがあったりする。 イスラムの人は、用を済ませると、お水でお尻を洗う。 便器の斜め後ろあたりに、レバー付きの蛇口ホースがある場合は、 ホースを持ちレバーを引けば、 水が勢いよく出るので、これでお尻を洗う。 イスラムでは、体は常にきれいにしておくのが習慣だそうで、 だから、「拭く」のではなく、「洗う」のだそうだ。 そして、ティッシュで拭く代わりに、トイレ専用のハンカチで拭くという。 「水できれいに洗ってから拭くので、汚くないこと。 また、ハンカチは毎日洗う」ので清潔だそうだ。 自宅のトイレにはそれぞれの名前を書いたお尻拭き用のタオルが かかっているという。 「日本人の場合は、トイレットペーパーをロールごと持ち歩くとよい。 ただし、トイレットペーパーは使用後は流さずに近くの屑籠に入れ トイレが詰まらないようにするものマナーだ。」 という事前情報を見て、トイレットペーパーを3つも持参した。 結局、ふたつはホテルに置き去りにして、 ひとつは、お土産の額縁をグルグル巻きにするのに使用した。 つまり、ティッシュを少し多めに持てば、十分だった(^-^; |
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◆モロッコ◆モロッコはネコ天国 | ||||||||||||||
モロッコはネコ天国。 ※青の街シャウエンで見た5匹のネコ軍団 預言者がネコを愛したという逸話も多く、 イスラム教徒ムスリムはネコを大事にする。 おこぼれをもらえる魚屋さんやレストランはもちろん、 ネコは至る所で幅を利かせている。 赤ちゃん連れもいれば、集団もいる。 みんなに可愛がられているので、野良ネコというイメージからは程遠い。 現地ガイドのザイードさんはいつもキャットフードを持参。 キャットフートがない時は、チーズを買っては、ネコたちに食べさせていた ところで、犬のほうはモロッコでは、嫌われ者。 犬の唾液はイスラム教では許されず、 舐められる事を極端に嫌がるからなのだそうだ |
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◆モロッコ◆モロッコはマリファナ大国 | ||||||||||||||
フェズで見たマリファナパイプの店 実に世界の大麻の42%がモロッコで生産されているという。 その中でも、シャウエンは大麻栽培が盛ん。 タンジェにあるローリングストーンズのメンバーが通ったという、 「カフェBABA」は扉の隙間から何やら怪しげな香りがもれていた |
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◆モロッコ◆「シュクラン(ありがとう)」 | ||||||||||||||
どこの国でも使いたい、大切な言葉、「ありがとう」。 最低限、これだけでも、モロッコの人たちは笑顔を送ってくれる。 2.こんにちは(アッサラー アライクム) nabeさんは猛練習して、見事に習得(しかも帰国後も言い続けている(^-^;)。 実はこの言葉のお陰でモロッコの人たちといっぱい触れ合うことができた。 nabeさんは地元の人たちに「アッサラー アライクム」と声をかける 皆さん、びっくり&喜んで、「アライクム アッサラー」と挨拶を返してくれる。 挨拶をされたら、2つの言葉を逆にして、挨拶を返すのがモロッコ流なのだ。 こうして、おしゃべりをするキッカケを作ったnabeさんに感謝 |
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◆モロッコ◆アロエが服になる? | ||||||||||||||
ガイドのザイードさんがアロエの筋を引っ張る 筋をしごいていくと、段々と細い繊維になっていく こうして、1本の繊維の出来上がり。 後は、いろいろな色に染めて、 布を織ったり、装飾用のボタン飾りにするそうだ この日のザイードさんは、モロッコの伝統服ジェラバを着用 |
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◆モロッコ◆コウノトリが住んでます | ||||||||||||||
街中でよく見かけるのがコウノトリ。 林など自然の中よりも、人間のいる所を好むとか。 だから、赤ちゃんを運んでくる鳥のイメージがついたのかなと思う。 ネットで調べたら、水辺の魚やカエル、ミミズなどを食べる肉食の鳥。 モロッコというと砂漠のイメージだが、 こういう大きな河がコウノトリを守っているのだ。 シャウエンからフェズに向かう途中、大橋で渡った大河 |
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◆モロッコ◆なぜモロッコにテロリストが多いのか? | ||||||||||||||
※画像はネットより モロッコ旅行が決まってから、6月ベルギー、8月フィンランド&スペインと テロが続き、全てモロッコ人が関与していたのはショックだった。 2015年のパリ同時多発テロでも、2016年のブリュッセル連続テロでも テロリストはモロッコ人だった。 なぜモロッコ人にテロリストが多いのか? モロッコ国内で、テロが起きる不安はないのか?など、 気になりだして、ネットでテロ情報を集めた。 モロッコは欧州が目と鼻の先にあり、欧州の影響を受けやすい。 また、目の前に拡がる地中海の温暖な風土が、自由な思想を育て、 感化されやすい若者を生むらしい。 欧州などに出稼ぎに行くモロッコ移民は数百万人にも及び、 モロッコ移民の半数の教育レベルは初等教育以下で、失業率も高く、 社会的、経済的に孤立する人たちが多く、そういった人々が 過激思想へ傾倒していくのだという。 モロッコ国内でも、首都ラバト中心部のフランス通りには、 パリを彷彿とさせるしゃれたカフェが並ぶ一方、 北東に約10キロ行くと、悪臭が漂うスラム街があり、 この地区からも多くのテロリストが生まれている。 貧富の格差と、モロッコ全体の失業率10%に対し、 若年層は約25%にも及ぶことなど、モロッコの若者たちが 過激思想に傾倒する背景を少し理解することができた |
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◆モロッコ◆カフェは男の城 | ||||||||||||||
とうとう、カフェでくつろぐ女性は旅行中、一度も見なかった。 カフェにいるのは男性だけだ。 しかも、座り方に独特のスタイルがあった。 室外の椅子に座り、しかも店を背にして座り、 道行く人を漠然と眺めたり、スマホをやったりする。 つまり、暇そうにしているのが、モロッコのカフェスタイルだった(^-^;。 |
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◆モロッコ◆シュマグ(ターバン)は万能 | ||||||||||||||
ターバン(シュシュ、シュマグ)は万能の機能を持っている。 日差しの強い時の帽子代わりとなり、舞い上がる砂から髪の毛を守る。 実は、水が少ない砂漠地帯では井戸があったら紐代わりにも使うという。 ターバンにバケツを括り付けて水をくむのだ。 ちなみに、トゥアレグ族が好むトゥアレグブルーと 呼ばれる鮮やかな藍染め(インディゴ)は彼らのトレードマークだ |
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◆モロッコ◆モロッコで迷子になったら | ||||||||||||||
たかられてしまうことが多いそうだ。 悪質な人だと、わざとまちがった道を教える人もいるらしい。 道に迷ったら、近くの店主に聞くのが最善の方法とのこと。 地図を広げて、今、いる場所と行先の場所を尋ねればよい。 わたしたちはジャマ・エル・フナ広場からホテルに向かう途中で道に迷い、 コンビニのおじさんと、通りがかりのお兄さんに助けてもらった。 実は、わたしは迷子が大好きだ(^-^;。 迷子になると、その国の国民性がよくわかるのだ モロッコの人たちは皆、優しく親切で、笑顔がとても似合う人たちだった |
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◆モロッコ◆ヘンナ体験?(^0^) | ||||||||||||||
※ヘンナは撮影禁止のため、ネットより拝借 ジャマ・エル・フナ広場で知り合ったGHITAも広場で ヘンナをしてもらっていた。 クレオパトラもヘンナで爪などを染めて、おしゃれをしていたという。 モロッコでは結婚式の時、花嫁はヘンナで装飾するという。 魔よけの意味もあるそうだ。 ヘンナは、ヘンナの木の枝についた小さな葉を乾燥させ、 すりつぶしたもので、これに水をまぜて手や髪につけ、 独特のオレンジ色に染めていく。 田舎などでは特別なことがなくても、手のあれや乾燥の緩和にいい という理由で、お年寄りを中心に、 今でも手のひらにべったりとつけている人が割と多いそうだ。 |
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◆モロッコ◆サボテンの実、味見しました(^=^) | ||||||||||||||
モロッコでは、あちこちで、サボテンの実を売っている。 フェズの旧市街メディナで売っていたサボテンの実は 1個10Dh(約13円)だった。 果物と野菜の中間みたいな食べ心地で、甘さはほのかで、 さっぱり感があって、結構おいしかった |
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◆モロッコ◆落書きではありません | ||||||||||||||
こちらは、青い街シャウエンで見つけた落書き。 でも、実は落書きではなくて、選挙ポスターの掲示スペースとのこと。 「公正を表す秤」が選挙キャンペーンのようだ |
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◆モロッコ◆この大根のようなものは? | ||||||||||||||
なにかというと、ミントティーが出てくるモロッコ。 おもてなしのお茶文化が浸透している。 ハリドさんが、これはなんでしょう?とクイズを出す この白く大根みたいな物は、砂糖だ! |
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◆モロッコ◆モロッコ旅行に役立つ持ち物 | ||||||||||||||
<マスクやのど飴> モロッコは砂漠など、乾燥地域が多いので、喉のイガイカ防止のため、 マスクやのど飴は必須。 また、タバコ天国でもあり、タバコの煙防止にも役立つ。 モロッコでも四六時中、なめていた。 <ウエットティシュ> 手で物を食べる文化があり、ラクダを触ったり、 スーク(市場)で買い物をした後など、 アルコールのウエットティッシュがあると便利。 モロッコでは手でパンをちぎって、スプーン代わりにする。 そんな伝統的な食べ方の時にもすぐ拭けて便利。 <ヘッドランプ または 懐中電灯> ※今回の旅行のために購入 モロッコでは停電は頻繁に起きる。 まして、砂漠では頻発するらしいので、懐中電灯とヘッドライトを持参した。 サハラ砂漠では、朝陽鑑賞で、真っ暗な中、サハラ砂漠の山をめざす。 カメラ2台を持つ身には、ヘッドライトは大いに役立った。 <スカーフ または ショール> 1.イスラム教の国なので、肌の露出を避けること(モスクでは必需品) 2.日中と夜の寒暖差が激しいので、肩にかけると、暖房効果がある 3.日中の日差しが強い時は、帽子代わりになる 4.砂漠の砂塵対策にも便利 <シート> 100均で買ったシート。ダニ対策によいということで試しに2枚持参。 持って行っただけ、無駄だった(^-^;。 <日焼け対策> 日差しが強いので、日焼け止め、サングラス、帽子などは必需品。 サングラスはほこり除けにもなるそうだ <ビニール袋> 2016年から環境問題からモロッコの大手スーパーでは ビニ―ル袋の利用が一切禁止になった。 店ではもらえないということで、ビニール袋を数枚持参し、役立った。 |
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◆モロッコ◆モロッコの飲み物事情 | ||||||||||||||
まず、水道水は飲めないと考えて、必ずミネラルウォーターを持ち歩いた。 モロッコでよく飲まれるのはミントティー。 紅茶は「リプトン」と呼び、甘めなお茶に、 地元の人は更に、砂糖を加えて飲む。
モロッコは嬉しいことに、イスラム圏でも飲酒に寛容な国だ。 ただホテルやレストランのオーナーさんが厳粛なイスラム信者だと アルコールが出ないので、今回も数件、アルコールが飲めなかった。 カサブランカビールはパンチの効いた重厚感のある味。 レストランでは60DH以上。 フラッグビールは、モロッコで最もポピュラーなビールで30-50DHほど。
モロッコのメクネス産ワイン「CP(セーペー)」は定番のお手頃ワインで、 ホテルのレストランで赤ワインを飲んだが、 ほどよい重味があるのに飲みやすかった(100DH 1200円ほど)。 |
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◆モロッコ◆旅のおまけ「ドバイのラウンジマハラジャ」 | ||||||||||||||
今回は、エミレーツ航空利用でトランジットはドバイ。 いつもは、カタール航空でドーハ経由だったので、 ドバイ空港や空港ラウンジを楽しみにしていた。 行きのトランジットで空港ラウンジ「マハラジャ」を利用し、のんびり過ごした |
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◆モロッコ◆感謝の気持ち | ||||||||||||||
今回はアフリカということもあり、安全面からツアーを選択したが、 苦手な団体行動でありながら、大いに楽しめたのは、 ユーラシア旅行社のコンダクター上田氏と 現地ガイドのザイードさんの人柄やプランに恵まれたからだと思う。 しかも、ツアーとは言え、7名だったこともラッキーだった。
ユーラシア旅行社はちょっとマイナーな旅行先に強い。 野生動物に会いに南アフリカへ行く時は、 迷わずユーラシア旅行社にしたいなと思っている(^^)。 ところで、ザイードさんについて。 ワルザザードのアルガンオイルの店でトイレ休憩をした時、 3人の男の子が来て、お金をねだり、ザイードさんがお金をあげていた。 偶然、そのお金はボールペンを買うためのものだったと聞かされて、 慌ててわたしたちは子供たちに配るために持参していたボールペンを ザイードさんに進呈した。 ザイードさんはわざわざ少年たちを追いかけて、ボールペンを手渡してくれた。 とっても喜んでいたと、ザイードさんも嬉しそうだった。 モロッコの子供たちにとって、ボールペンは貴重な品。 ぜひ、モロッコへ出かける際は、ボールペンをたくさん持参して、 子供たちの笑顔と交換してみては如何だろうか(^^)。
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