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10 鼻呼吸で汚れた空気の感染リスクを防御 2020.8.30
3333 前々回の健康8で、口内炎について、「口」を取り上げましたが、今回は「鼻」。
通常、わたしたちは鼻呼吸をしていますが、今はマスクをすることが多いため、つい口呼吸をしてしまいがち。実は、この口呼吸、健康と大きく関わる問題だとご存じだったでしょうか?
なぜ呼吸は鼻ですることが大切で、口呼吸が悪いのでしょうか?

人間の鼻は優れた空気清浄機



※イラストは日経より拝借
人間の鼻は優れた加温、加湿機能が備わった優れた空気清浄機に例えられるそうです。

鼻から吸った空気は鼻の奥の備考を通る時に温められ、加湿されてから肺に送られます。
その間には、鼻毛や粘膜の表面に生えた線毛、粘液によって、ほこり、細菌やウイルスといった異物が取り除かれます。鼻呼吸には、こうした防御機能が働いているのです。

口呼吸の悪影響

※イラストはネットより拝借
口呼吸では、汚れたままの空気が加温、加湿されることなく気道を通って、肺に直接送られるため、「風などの感染症にかかりやすくなってしまうのです。

口呼吸にはもうひとつの悪影響もあります。
口呼吸によって、慢性の扁桃炎になれば、免疫に異常が起きたり、口腔内細菌が増えることで誤えん性肺炎にもなりやすくなってしまいます。

口呼吸では、二酸化炭素を多く吐き出す影響で、脳貧血や過呼吸、情動不安を起こすこともあるそうです。

口呼吸をしてしまう原因

鼻呼吸が口呼吸になってしまう要因はいくつかあるそうです。

例えば、鼻炎で花がつまりやすいなど、鼻に問題がある場合。

またのどの奥の咽頭扁桃肥大や歯のかみ合わせの不調など、口内に問題がある場合。

このような場合は、根本原因の治療が必要となります。

睡眠時は口呼吸になりやすい

睡眠時は、口まわりなどの筋肉が緩み、口が開くので、口呼吸になりやすくなります。さらに、舌根が沈下すると、いびきをかいたり、呼吸が浅くなったり、無呼吸になったりします。

調査によると、首都圏の20~69歳の男女602名を調べたところ、46%が就寝中に口呼吸をしていたそうです。就寝時に口呼吸をしてしまうのは、口呼吸のほうが気道の空気抵抗が少なく、呼吸が楽に感じられるから。

起床時に、口の中が乾燥している、のどが痛む、口臭が強いといった時には、口呼吸になっている可能性があるそうです。

就寝時の口呼吸を防ぐには

就寝時の口呼吸を防ぐには、鼻の通りをよくしたうえで、市販のマウステープを使うと有効とのこと。

医療用のサージカルテープを使う場合は、唾液ではがれないように、口の両端にハの字に張っておくとよいそうです。

マスクも口呼吸の要因

新型コロナウイルスの感染予防のために、マスクを着用することが多い今、マスクが口呼吸の要因になっているとか。暑さや息苦しさから、つい口呼吸をしてしまいがち。そんな場合は、人との距離を取ったうえ、適宜マスクを外して、鼻で呼吸をするように意識するとよいそうです。

マスクが口の筋肉を落とす

マスクをすると、人は人お目を意識しなくなり、表情を作る機会が減ります。すると、口まわりの筋力が衰え、口呼吸が慢性化しやすくなるそうです。

ただでさえ、年齢を重ねると、口まわりの筋力は衰えます。マスクをしなくてはいけないこの時期、マスクは口呼吸の二重の要因になっているようです。

口を閉じた時、舌の位置が下あごのほうに下がっている場合は、舌の筋力が弱っているサインで、口呼吸になりやすい状態です。

通常、舌は、上あごにペタッとつけているのが正しい位置。下がっている人は、舌の運動で舌の筋肉を改善しましょう。

舌運動で舌の筋肉を鍛えましょう

口を閉じたら、唇と歯茎の間に舌を入れ、歯の表面をこするようにして、ぐるっと回します。
最初は左右5回づつゆっくりと行います。

慣れてきたら、回数を増やし、スピードを速めていきましょう。

起床時や就寝前、マスクをつけている時にも、口呼吸の改善と予防を兼ねて、舌運動をするようにしましょう。

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