早くも「健康」のことが気になる年代となりました(^^;)。
健康は小さな心がけの積み重ね。
いろいろな人たちの知恵を結集して、健康生活を送れるよう、ご一緒に考えてみませんか?(^-^)
6 がんと生きる医師・大橋氏の「芽生えた思い」 2020.5.29
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※イラストはネットより拝借
だいぶ前の日経で見つけた記事なのだが、なかなか、アイビーネットにアップする機会がなかった。
がんになった海南病院ホスピス緩和ケアのお医者様大橋氏の記事だ。

希少がんである消化器官質腫瘍(ジスト)が発覚し、転移するなど、一進一退の中、がんと向き合うことで芽生えた大橋医師の思いが綴られていた。読んだ後、重い内容でありながら、大橋医師のポジティブな生き方にひどく感動したのを覚えている。

わたしなど、足元にも及ばないが、大橋医師みたいな、こういう発想をもちたいなと思う。
6月になり、緊急事態宣言でずっと休みだったパソコン教室が再開する。忙しくなったら、書けないなと思って、慌てて、今回、アイビーネットにアップすることにした。
がんにかかった大橋医師「あきらめる、そして、頑張る」
大橋医師ががんとなり、まず浮かんだ思いは「あきらめる、そして、頑張る」だった。

大食漢だった大橋医師は、今までのように食べようとすることをまずあきらめた。がんのため、食べることすら難しかったのだろう。100キロあった体重が40キロ減ったそうだ。そんな中、ひと口でもよいから、食べられるもの、食べたいものを頑張るようになったという。

甘味の味覚は残っていたため、「スナック菓子がいける」ことに気づく。お米が甘いということも初めて気づいたという。「今までできたことを諦めて、今、できることを頑張る」。

きっと日常生活を切り替えることは難しかっただろうと思う。でも、この考えは正解だ。この記事のおかげで、もしわたしががんになった時は、悩むことなく、すぐに「あきらめる、そして、頑張る」という生活に切り替えることができる。どんなアドバイスよりも、最高のアドバイスだと思う。

「がんなのだから、我慢するな」

がん患者は、「周りに迷惑をかけちゃいけない」と我慢しがちだという。

大橋医師は言う。「迷惑かけてええやないか。2人に1人ががんになるといわれる望まない側に入ったんだ。わがままでええよ。以前より体も心も弱っているため、そうできるとは限らない。己が考えるようにまずやらせてほしい。うまくいかなかったら、助けてくれ!」

がんという病気と闘う上で、わがままになることが大切だという。我慢なんかするなと言う。思うがままにやらせてほしいと言う。これは、がん患者にも、がん患者を看病する家族にも、大切な発想かもしれない。

「我慢するな」。この言葉はきっとがん患者の心をしばし開放してくれる大切なアドバイスだと思う。

余命は足し算で数える

 
がん患者は余命が気になる。当たり前のことだ。大橋医師も余命が気になったという。
でも、余命は、自分も、治療にあたる医師も、本当のことはわからない。未来のことであり、生存率は統計上の数値でしかないからだ。

自分の余命は誰にもわからない、そう思った大橋医師は、「ならば気にしても切りがない」と気持ちを切り替えた。どう切り替えたかというと、これから生きる日数を足し算で数えることに切り替えたのだ。

そして、どこを1にするかで、めちゃくちゃへこんだという。そして、肝臓転移が判明した2019年4月8日を1にすることにした。「ちなみに今日は2020年4月20日だから、379日となる。」 そして、「増えていく命は喜ばしい」と綴っている。

すごい。悲しい思いを喜びに変えることができるなんて、なんとポジティブですごい人だろうと感動してしまった。

一期一会ではなく、「一期二会」

大橋医師が奥様に不満をぶちまけたことがあった。「一切音沙汰なかったのに、がんになったら連絡よこすなんて」。そんな大橋医師の不満に、奥様が諭したそうだ。

「連絡くださる人は今のあなたによ。弱ったあなたを気遣ってくれる方々なのよ」。その奥様の言葉で、大橋医師は、「再会」に心底感謝できるようになったという。

「ジストは全然うれしくない。でも、ジスト後の出会いはとてもうれしい。出会いはわたしの生きがいである。だから一会では甚だ寂しい。二会、すなわち再会を願いたい。ゆえに「一期二会」だ。」と、記事は結ばれていた。

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