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7 国民病「高血圧」を徹底考察 2019.4.5
3333 血圧が高いことがわかり、ネットであちこち情報集めをしていた時、アマゾンで見つけた「薬に頼らず血圧を下げる方法」という本。結構、口コミで評価が高かったので、気になって購入しました。

血圧はどうして上がるのか?

※ネットより拝借
そもそもどうして血圧が上がるのか?
国民病と呼ばれる高血圧。その高血圧を知るために、血圧について、まず紹介することにします。

心臓は、力強いポンプ作用によって、24時間休むことなく、全身に血液を送り出しています。
心臓の収縮によって、血管内に生じる圧力のことを「血圧」といいます。

血液が重力に逆らって、脳まで届き、また、内臓だけではなく手先、足先までいきわたるのは、この血圧があってこそ。

血圧は、その圧力を水銀柱の高さに換算して、「mmHg」という単位で表します。血圧が150の人は、水銀を水に換算すると、2メートル近くの水を噴き上げるほどの強い力で血液を押し出しているということなんだそうです。人間の心臓って、すごすぎ。

血圧は2つの数値で表示されます。
◆最大血圧とは、心臓が収縮して血液を送り出したときに動脈に加わる圧力のこと。収縮期血圧=上の血圧
◆最低血圧とは、心臓が拡張して、血液をため込む時の動脈に加わる圧力のこと。拡張期血圧=下の血圧

血圧は一日の間、激しく変動する

実は血圧の数値は、一定ではなく、一日の中でも、激しく変動します。

朝は一日の活動をはじめるために血圧が上がり、就寝と共に下がり、睡眠中は最も低くなります。

激しい運動をすれば、筋肉や脳にたくさんの酸素を届けるために、心臓はポンプ機能を高めて、血圧をあげます。血圧をあげることで、細胞のすみずみにまで多くの血液を送り込むためです。

また、ストレスを感じるだけでも心臓がドキドキして、血圧が上がります。これにもちゃんと意味があって、危機的状況に対応するため、筋肉、脳に、酸素や栄養分を補給するのだそうです。

世界中に「高血圧」の人たちが増加する訳

医療者が目安にしているのは、日本高血圧学会の数値。

※著書より拝借(以下同様)
世界保健機関(WHO)の調査によると、25歳以上で高血圧と診断された人は、2008年に世界で10億人を超えたとのこと。つまり、25歳以上の3人に1人が高血圧となり、日本でも、毎年高血圧性疾患は急増中です。

どうして、こうも高血圧が増えるのかというと、実は「血圧の基準値が年々、下げられてきた」からと、著者は指摘しています。

我が国では、1960年代後半では、「最高血圧=年齢数+90」だったそうです。つまり、60歳なら、150でも正常だった訳です。世界保健機関でも、1978年には、最高血圧は160mmHg以上、最低血圧95以上を「高血圧」と定義していたそうです。
ところが、世界中で「高血圧」の基準値が下がり始めます。
1999年には、世界保健機関や国際高血圧学会は、130未満を「正常高値」にしました。140/90以降は高血圧と定義。これにならい、日本高血圧学会でも、2000年に140/90以上が高血圧で、目標数値は130/85未満としました。

これによって、一気に高血圧患者は急増しました。

でも、この時点では、年齢別に目標値が設定されていて、60歳以上は140以下、70歳代は150~160以下、80歳代では、160~170以下と、ゆるやかに定められていました。

ところが、2003年になって、日本高血圧学会は、60歳以上の高齢者も60歳未満の基準とし、140/90以上の人には降圧剤を処方すると変更しました。

そして、2008年には、「メタボ検診」により、130/85以上で特定保健指導の対象となり、高血圧は国民病と呼ばれるほどに一気に患者数が増大してしまったのです。

血圧が上がるのは、加齢による自然現象!
くれぐれも「血圧」に振り回されないように!と著者は書いています。そもそも年齢を重ねるとともに、血圧が上昇するのは当たり前だからだそうです。

それは、この2つの要因によるもの。
①心肺機能の低下
②血管が硬くなる

①心肺機能とは、肺活量と言い換えることもできます。
人は呼吸によって酸素を取り入れ、発生した二酸化炭素を吐き出します。肺活量が多いと一度の呼吸で多量の空気を出し入れすることができます。

ところが、加齢によって、肺活量が減ると、一度の呼吸でとりこめる酸素量も少なくなり、酸素を脳や全身に送れなくなってしまいます。

そこで、心臓が補助役となって、ポンプ力を高めることで心拍数を上げ、酸素量を補充しています。その結果として、血圧が上昇しているにすぎないというのです。

②の血管が硬くなるのも、加齢によるもの。血管を構成する筋肉の平滑筋がしなやかさを失い、伸縮する力が減ると、固くなった血管では血液の流れが悪くなり、そこで、心臓がポンプ力を高めて、これまで通りの酸素量を送ろうとして、血圧が上昇するのです。

驚異の、血管自身の調整機能

実は、血管自身にも血圧を正常に保つ働きをもっているそうです。
血管内皮細胞と呼ばれるもので、血管の平滑筋の内側にあります。

この血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)が分泌され、血管内に発生するこぶや、血管の炎症、血栓のもととなる血小板の凝集や、血液の凝固を防いでいるそうです。
人間の体には、驚くべき力がいっぱい。

この素晴らしいNOの機能は、筋肉内に流れる血液量を増やさないと分泌量も高まらないので、運動することが大切。高血圧の人に、「適度な運動」が薦められるのは、このためなのです。

「年齢+90」なら、気にする必要はありません

現在、年齢に関係なく、一律に140/90で区切られている血圧の数値。本来は年齢によって、変わるのが普通。ということで、この著者は、「年齢+90」の範囲内なら、気にする必要は一切ありませんと断言しています。

いかがですか? 血圧や高血圧について、少し納得されたことと思います。
わたしもほっとした仲間の一人。もう少し健康作りを頑張れば、血圧を気にしなくても大丈夫かなと思ってます。

適度な運動と、食べすぎ注意、味は控えめ、を注意しながら、健康生活になるよう心がけたいと思っています。

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