TOPページ おしゃべり広場 みんなの部屋 ちまたの話題 教室のお知らせ

早くも「健康」のことが気になる年代となりました(^^;)。
健康は小さな心がけの積み重ね。
いろいろな人たちの知恵を結集して、健康生活を送れるよう、ご一緒に考えてみませんか?(^-^)
13 NHKスペシャル「腎臓があなたの寿命を決める」 2018.11.21   by 渡辺京子
3333

※ネットより拝借
何気なくテレビを見ていたら、知らなかった情報が満載で、何度もnabeさんと顔を見合わせてしまう。内容がそれほど衝撃だったんです。

腎臓と言えば、おしっこを作る臓器ぐらいにしか思っていなかっただけに、この腎臓が内臓ネットワークの大事な司令塔だったとは。

今、世界の研究者から熱い注目を集めている腎臓。なんと、腎臓は、わたしたちの寿命をも左右する、人体の「隠れた要」なのだそうです。

では、NHKスペシャルのネット情報を基に、この番組を紹介します。

腎臓を鍛えると、アスリートの持久力が高まる

※ネットより画像を拝借
番組では、リオデジャネイロオリンピックの競泳の金メダリストの金藤理恵さんが登場。試合前に必ず、標高およそ2000mになるプールで「高地トレーニング」をするんだそうです。その理由が若きアスリートたちを測定することで明らかになりました。

酸素の薄い高地でさっそく泳ぐ若きアスリートたちが、練習後に血液中の酸素量(血中酸素飽和度)を計測すると、80%台に。テレビの中で選手たちは口々に「俺、死んじゃうよ」などと笑っていました。

それもそのはず、通常、平地では96%を切ることはないのです。身体が大変な酸欠状態に陥った証拠でした。

ところが、それから2週間後、練習後に測定すると、90%を超える値に回復していました。
「高地順応」と呼ばれる現象だそうで、身体が酸素の薄い環境に見事に適応したのです。

この時、鍛えられていたのは、酸素を取り込む肺でもなく、全身に酸素を送り届ける「血液ポンプ」の心臓でもありませんでした。

実は高地トレーニングの狙いは、「腎臓を鍛える」ことだったのです。
腎臓は体内に酸素が足りなくなると、「EPO(エポ) 正式名はエリスロポエチン」という物質を盛んに放出します。この物質は、「酸素が欲しい」という腎臓からのメッセージを全身に伝える、いわば「メッセージ物質」なのだそうです。

EPOは血液のながれに乗って、全身に広がり、骨に受け取られます。骨の内部、「骨髄」では、酸素を運ぶ「赤血球」が作られています。ここにEPOが届くと、赤血球が増産され、体中に効率よく酸素を運べるようになるのです。

つまり、高地トレーニングをすることで、アスリートたちは、身体を酸欠状態に追い込み、腎臓からさかんにEPOを放出させて、持久力をアップさせていたのです。

腎臓の手術で重症の高血圧が治る?!注目の最新治療

※ネットより画像を拝借
腎臓が出す「メッセージ物質」は、実はEPOだけではありません。
じつに多様な「メッセージ物質」を放出して、全身のさまざま臓器と情報交換を行っていることがわかっています。そのからくりを解き明かすことで、まったく新しい医療の戦略が期待されています。

その代表例が、いくつもの薬を飲んでも効果が得られなかった重症の高血圧の患者の治療で、なんと、一見無関係な「腎臓」を手術することで、見事に血圧が正常範囲まで下がったという最新治療が注目されました。


「人体ネットワーク」の要! スーパースター腎臓
なぜ、おしっこを作るのが仕事と思われていた腎臓が、血液中の酸素量や、血圧と密接にかかわっているのか、それは、腎臓でおしっこが作られる仕組みをひもとくと明らかになります。

腎臓の内部には、「ネフロン」と呼ばれる「血液の濾過フィルター」である独特な構造がいくつも存在しています。そこで、老廃物などを含む血液が「ろ過」されて、きれいな血液に生まれ変わります。

腎臓の濾過フィルター「ネフロン」 (※画像はネットより拝借)

その時、不要なものとして、体外に排出されるのがおしっこなのです。

ところが、血液をろ過しておしっこが作られる際、実は同時に、巧妙な仕掛けによって、「血液の成分調整」が行われているのです。

腎臓の本当の役割は、おしっこを作ることではなく、血液の成分を厳密に適正に維持する「血液の管理者」だったのです。

腎臓を守ることが、命を守ること

腎臓は、「血液の濾過フィルター」で不要なものをろ過すると同時に、さまざまな臓器から情報を受け取って、今、身体にどんな成分がどれだけ必要なのかをチェックして、必要なものを再吸収し、血液成分をコントロールしています。まさに「人体ネットワーク」の要なのです。

だから、腎臓に異常が起きると、全身のほかの臓器にも悪影響をもたらし、逆にほかの臓器が異常が起きると、その影響が腎臓に及んでしまうのです。

そのため、腎臓病ではない病気やけがなどがもとで、やがて腎臓を傷めてしまうケースが多くあります。世界中の医学論文を解析したある研究では、入院患者全体のうち、5人に1人が「急性腎障害(AKI)」という症状を発症し、命のリスクにさらされていることが明らかになりました。

気づかずに放置すれば、腎臓の障害が全身の他の臓器にも飛び火して、「多臓器不全」を起こして、死に至ります。

テレビでは、他の臓器の重症患者が、一旦、医師の指示で全薬の服用をやめると、症状が驚くほど改善しました。つまり多くの薬を服用することで、腎臓を痛めつけてしまっていたのです。その患者がそのまま放置されていたら、多臓器不全で死においやられていたかもしれません。

腎臓を守ることが、その人の命を守ることなのです。

治療のために、投与される薬などが、腎臓に負担をかけていることが今、問題視されています。命を守るために、常に腎臓を見守る、そんな新しい医療が生まれつつあるそうです。

「健康」のTOPページ アイビーネットへもどる