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早くも「健康」のことが気になる年代となりました(^^;)。
健康は小さな心がけの積み重ね。
いろいろな人たちの知恵を結集して、健康生活を送れるよう、ご一緒に考えてみませんか?(^-^)
3 吉報:お米を食べると、花粉症が抑えられる!(2015.3.2)
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rinaちゃんが春間近になると花粉症で苦しみ出し、よく「眼玉を取り出して、洗いたい」と言ってます(^_^;)。

nabeさんも花粉症なので、この時期、洗濯は室内干しに変更。実は、わたしも去年のアレルギーテストでスギ花粉アレルギーと判明しました。ただ、症状が軽いので、玄関横のゴールドクレストを横目で見つつ、未だに処分できずにいます(^_^;)。

日本気象庁によると、去年(2014)の花粉の飛散数が少なかった北陸・関東甲信・東北では、今年2015年の春の飛散数は2014年の2倍以上の予想だそうです。
花粉症の人にとっては、辛い年になりそうですね。

ところで、新聞に「花粉症、コメを食べて抑制」の大きな見出し。
思わず、読んでみると、遺伝子組み換え技術を駆使して、「スギ花粉症治療米」が開発され、お米を食べ続けるだけでスギ花粉症を治す時代がくるかもしれないと書いてありました。

もう、びっくり!
しかも、実際、動物実験では効果が確かめられているそうです。

では、日経の記事を詳細に紹介しますね。


花粉症治療米の臨床研究の開始!

東京慈恵会医科大学で、2月から花粉症治療米による臨床研究が始まっています。
既に、マウスによる実験では、安全性と有効性を確認済みとのことで、製薬会社などと組んで、治験効果を調べる臨床試験(治験)に移りつつあるそうです。


花粉症治療米を使用する治験とは、どんな治験なのか?

それぞれのネズミに、治療米と普通のコメを3週間食べさせた後、スギ花粉を与えると、治療米を食べたマウスはアレルギー反応を引き起こすヒスタミンという物質の量が半分以下に減り、くしゃみの回数も4分の1に減ったそうです。

また、スギ花粉症を発症して苦しむサルでも実験が行われ、花粉に対して、アレルギー反応が大幅に抑えられることも確認できたそうです。

早くヒトへの治験が始まるとよいですね。


治療米とは、一体どんなコメなのか?
この治療米を開発したのは、農業生物資源研究所。
治療米の見た目は普通のコメと変わらないそうで、ただ、スギ花粉症の原因となる抗原(アレルゲン)と呼ぶたんぱく質の構造を変えた遺伝子をコシヒカリに組み込んでいるそうです。

お米の中にできるペプチドと呼ぶたんぱく質の断片は胃で分解されずに、腸で吸収されるよう工夫されていて、スギ花粉症の原因となる抗原(アレルゲン)のたんぱく質の構造を変えているため、アレルギー反応は起こらないんだそうです。

こうして、お米を食べ続けることによって、花粉症のアレルギー反応が徐々に起こらなくなるという訳です。治療米を食べれば食べるほど、花粉症を押さえることができるんですね。


花粉症はどうして起きるのか?


花粉症の患者の体内に花粉が入ると、抗原の情報がヘルパーT細胞という免疫細胞に伝わります。更に、B細胞と呼ぶ別の免疫細胞に働きかけて、抗原にくっつくIgEと呼ぶ物質をどんどんと作らせ、IgE抗体は肥満細胞に結合します。

その状態の肥満細胞に抗原がくっつくと、細胞の中にあるヒスタミンが放出され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといったアレルギー反応を引き起こします。

現在の花粉症治療はヒスタミンの働きを止める薬を服用するという対症療法が主流。
治療米は一定期間食べ続けると、体が徐々にスギ花粉に慣れ、アレルギー反応が起きなくなるというもの。それは、花粉が体内に入ってきても、異物と認識しなくなるからだそうです。


「治療米」の前に作られた「緩和米」とは?

生物研は、以前、スギ花粉症の症状を和らげる「緩和米」を開発していました。その緩和米を使って、臨床研究を実施し、効果が出ることも確かめていました。
その緩和米は、パックご飯にし、電子レンジで温めて食べる健康食品として実用化する計画だったそうです。

ところが、厚生労働省が2007年に、「治験を目的としており、薬事法に定める薬にあたる」と指摘し、プロジェクトは一時中断してしまい、その後、更に効果を高めた治療米として開発され、再スタートをしたのです。


「緩和米」と「治療米」の違いは?

緩和米は、抗原の主要な部分を7つつなぎあわせたペプチドを使用しているのに対して、治療米はスギ花粉症を引き起こす全ての抗原を含んでいます。そのため、より多くの患者に効果が期待できます。

実は、スギ花粉症だけではなく、さまざまな花粉やダニ、食物のアレルギーに効果があるコメも開発しているそうで、このほか、血液中のコレストロールや中性脂肪を減らしたり、血圧を下げたりするコメも手掛けているそうです。

今後、医療品として承認されるため、人への臨床試験を実施し、副作用や効果などを厳しく見極められていきます。

お米を食べるだけで、辛い病気を治すことができれば、どれだけたくさんの人たちが喜ぶことか。また日本の農業の活性化にも役立ちますし、一石二鳥以上のビッグな発明になること間違いなしですよね。

それにしても、日本から花粉症がなくなったら、莫大な日本の国益になるのではないでしょうか。なんと壮大な発明なんでしょうか。
この記事を書きながら、期待が大いに膨らんでしまいました(^0^)。


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