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早くも「健康」のことが気になる年代となりました(^^;)。
健康は小さな心がけの積み重ね。
いろいろな人たちの知恵を結集して、健康生活を送れるよう、ご一緒に考えてみませんか?(^-^)
6 「免疫機能」について考えたことありますか?(2015.3.14)  by SUE&渡辺京子
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「免疫」という言葉はよく使われますが、簡単にいえば、身体に病原菌などが入り込んだ時、発症しないよう、身体が病原菌を退治するシステムのことです。

「免疫」は環境の変化によらず、生体の状態を一定に保とうとする「恒常性」を維持しようとする働きで、この「恒常性」機能のお陰で、わたしたちは健康な生活を送ることができるのです。


身体を守る中心にいるのは「白血球」!

人の血液量は、体重の約8パーセントあり、血液中の「血漿」の中に、酸素を運ぶ「赤血球」、出血を止める「血漿板」、そして「白血球」の三つが存在します。

血液のほとんどは骨髄で作られますが、「白血球」の一部は脾臓やリンパ節でも作られます。

「白血球」は「マクロファージ」「顆粒球(かりゅうきゅう)」「リンパ球」の3つで構成されています。

人間が進化の過程で皮膚や内臓・骨などに分化し、身体を守る働きを失っていった為、その弱点をカバーしようと、「白血球系」が防御細胞となったのです。


「白血球」の基本は「マクロファージ」
マクロファージ」はアメーバとよく似ています。進化の過程で最初にできた身体を守る為の細胞で、
「元祖白血球」と言えるものです。「マクロファージ」は、血中を移動しながら、たえず生体内を見回っています。

マクロファージは全身に分布していて、脳には「グリア細胞」、肝臓には「クッパー細胞」、肺には『肺胞マクロファージ」、皮膚や鼻腔には「ランゲルハンス細胞」が存在しています。

「マクロファージ」は異物が侵入するとすぐに駆けつけ、異物を食べて分解(貪食:どんしょく)したり、老化した異常細胞を処理する役割を果たしてくれます。

進化した脊椎動物では、防御の効率を高めるために、「マクロファージ」から分化した「顆粒球」や「リンパ球」ができています。


「マクロファージ」で始まり、「マクロファージ」で終わる
身体に異物が入り込むと、マクロファージがその刺激の違いによって、粒子の大きな異物には顆粒球を、小さすぎて顆粒球が貪食できないものにはリンパ球を誘導します。

そして、顆粒球やリンパ球が異物を処理したあとの残骸を、「マクロファージ」は処理します。

たとえば、顆粒球が細菌と闘ったあとの残骸として、膿ができます。身体の表面に近い膿は破けて出ることもありますが、内部にとどまった場合は、マクロファージがその膿を食べてきれいにするのです。

つまり、マクロファージは、異物が入ってきた最初に働きだし、顆粒球かリンパ球か、どちらかを誘導し、最後には、片づけの処理までを担っているのです。「マクロファージ」で始まり、「マクロファージ」で終わるという意味がおわかりだと思います。


発がんのおもな原因は顆粒球のふえすぎ

顆粒球は、マクロファージのもつ食べる力がさらに高まったもの。顆粒球もマクロファージ同様に、全身の血液内を巡回していて、異物が入ってくると排除しています。

細菌など、大きな微生物を貪食して、分解酵素と活性酸素によって、異物を分解し、処理します。
その時に、化膿性の炎症を起こし、治癒に導く訳です。
これは免疫の記憶が後々に残らない防御方法で「自然免疫」と呼ばれています。

顆粒球は成熟後、2~3日で死んでしまいます。その時に、臓器や血管などの粘膜上で、強力な酸化力で組織を攻撃する活性酸素を放出します。
人間の体内には、活性酸素を無毒化する仕組みが備わっていますが、顆粒球が過剰になると、その働きが追い付かずに、広範囲にわたって、活性酸素による組織破壊が進みます。がん、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、白内障、糖尿病などの病気を引き起こす原因がこれです。

そのために、顆粒球は「悪者」のようにとらえがちですが、顆粒球は細菌などの侵入による感染症からわたしたちの身をまもってくれているものなので、要は、増えすぎることが問題なのです。


大切なのは白血球のバランスを整える「自律神経」

がんなどの病気にならないようにするには、白血球のバランスを整えることが大切です。
そのバランスを左右するのが、「自律神経」です。

交感神経が優位に働いていると、顆粒球がふえて、リンパ球が減り、副交感神経が優位にはたらくと、リンパ球が増えて、顆粒球が減ります。

がんをはじめとする病気の70~80%が顆粒球の増えすぎが原因です。

交感神経の緊張のため、顆粒球が増加して、不要な活性酸素によって、細胞の核内遺伝子が傷つけられるのが発がんの最大の原因です。

逆に副交感神経が優位になりすぎて、リンパ球が過剰になって、発がんすることもあります。

いずれにしても、バランスが大切であることはわかっていただけたと思います。


自立神経は細胞のコンダクター

自律神経には交感神経と副交感神経という拮抗したふたつの神経があります。
交感神経はエネルギーを消費する状態の時に働く神経で、興奮を支配器官に伝達し、生体を活動的にします。

運動をすると、心臓の働きが活発になり、呼吸も早くなり、交感神経の神経末端からはアドレナリンなどが分泌されて、支配器官の細胞に作用します。

逆に副交感神経は、休んだり眠る時に働く神経です。心臓や呼吸をゆるやかにし、胃腸などの消化器官に対しては、消化液の分泌を促して、蠕動運動を活発にするなどの、促進効果があり、血管を拡張させて、温熱発汗を促します。

これらの作用は、瞬時に無意識に行われているので、自立神経と呼ばれています。
わたしたちの身体を構成する60兆の細胞すべてが実は自立神経の支配を受けているのです。


いつも笑顔が病気にならない秘訣

たいていの人は、日ごろ、交感神経を緊張させる生活を送っているので、きちんと寝る、休む、リラックスする、あるいは、程良く美味しいものを食べ、適度のアルコールを楽しむといったように、副交感神経を働かせて、リラックス系のホルモンが多く分泌され、リンパ球が活発に活動できる状態を意識することが大切です。

病気にならないよう、自立神経の交感神経と副交感神経をバランスよく保つために、一番手軽で簡単な方法は、「笑って」過ごすことです(^^)。
実は、人間の身体はちょっとお馬鹿さんなのだそうです。

楽しくなくても、おかしくなくても、大声で笑ってしまうと、身体のほうは本当に楽しくて笑っていると勘違いしてしまい、身体によいホルモンを出してくれるんだそうです(^_^;)。

テレビを見て笑うもよし、楽しい本を読むもよし、落語なんて最高かもしれません。
病気にならないために、生活の中に笑いをいっぱい取り込んで、自律神経のバランスをうまく整えて、病気にならない身体を作ってくださいね>all

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