現代植物画の巨匠展

チケットは大人1000円、シニア800円です。7/2まで開催。

※水曜クラスの「コバちゃん」から画像が届きましたので、追加しました(2006.6.14)

新宿プリンスホテルから「現代植物画の巨匠展」が開かれている損保ジャパン東郷青児美術館までガードを抜け、歩道橋は足の痛い人もいる、とのことで、歩道橋を使わずに青梅街道をわたったので、10分少々だったでしょうか。

快速のエレベーターで一気に42階へ。
チケットは一人1000円。60歳以上のシルバーのかたは800円です。
我々はもちろん無料チケットで入場(^^)。

カメラによる撮影は禁止のため、緻密&繊細&美しい絵画を紹介できず、残念です。

ちょっとチラシの内容を紹介して、どのような絵画なのか、お知らせしますね。

植物学の記録手段として、植物の構造を正確に描写した植物画・ポタニカル・アート。
その植物画が後世優れた芸術作品として見直されるようになり、英国のオックスフォード大学で植物学を学んだシャーリー・シャーウッド博士が植物画の普及につとめながら、収集したコレクションを今回、日本で公開することとなった訳です。

展示された作品は121点。
オーストラリアの植物画など、地域別に展示されていて、日本の植物画も紹介されていました。

鉛筆画、水彩画、不透明水彩画(色を重ねることができるんだそうです)、油絵など、手法はいろいろ。ちゃんと絵画の横に、どんな手法で描いたのか、説明が書いてあります。

ともかく、目をみはるのは、その精巧さ。線画で一本一本緻密に描かれているんです。

それぞれの種類のきのこを切り取って集めた「紅茸」。
不要なものを描かない点が写真との大きな違いかもしれません。
また、必要なもの、種や根なども自在に加えることもできるところも違いますよね。

リアルという点では、写真と同じ方向性を持ちながら、葉っぱの虫食いなど、その虫食い部分までも美しく描いているように見えました。

対象が花のせいでしょうか、色彩がどれも澄んだようにきれいで・・・。
お花好きには嬉しい絵画です。またアレンジメントをされる方にもバランス・デザインなど、得られるところもありそうです。

ところで、もちろん、この美術館に行らしたら、ぜひ見ておきたいのがゴッホの「ひまわり」。両サイドにはセザンヌとゴーギャンの絵画も。パステル調の植物画を見た後だったせいでしょうか、ゴッホの「ひまわり」からはゴツゴツとしたうねりしか感じられず、セザンヌやゴーギャンの絵の暗さにはびっくりしてしまいました(^^;)。


美術館より御苑方向を見ると、六本木ヒルズが臨めました

ところで、帰ってからnabeさんに、「君に絵画の感想を聞くだけ無駄だった」とボソリと言われてしまいました(^^;)。

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