食事会のご報告(^^)  2005.8.29

野山の食材をメインにした野膳懐石を食べながら、いろいろと心労も多かった河○さんをねぎらう会を開くことになりました

ひときわ大きな門をくぐると、こんもりとした竹林の中に漆黒色の洋館が現れ、天井から吊り下げられた囲炉裏と赤い足高の膳が目に飛び込んできます。

武蔵野の面影を残す600百坪の敷地に、草門去来荘と、軽いお食事やお菓子を振舞う「のび家」、菓子処の「のび」、和食器など、骨董の器などが展示されている「器ギャラリー のび」、茶室「狸居(りきょ)」が用意されています。
↓階段下は薬箱のような見事な下駄箱

招き入れられたお部屋は竹林の中に突き出た三方全面ガラスの間。
梁にも、柱にも、旧家の黒く燻し出された古材が使われており、天井も高く、ぜいたくな空間。
多分、草門去来荘の中で一番よいお部屋かも(^^)。おいでの際は雰囲気を楽しむのなら、
テーブル席ではなく、ぜひとも三方ガラス張りのお座敷がお薦めですよ。

料理を運ぶ男性は作務衣姿の坊さん風情(^_^;)。とにかく物静か(^_^;)。
もちろん女性も物腰が柔らかでした。
河☆さんを囲んで8名の会食会は、ゆったりと膳を囲み、鴨下だけがせわしげに
パチパチ写真を撮ってました(^^;)(^^;)。

器が凝っていて、盛り付け同様、大いに楽しめます。
懐石なのに、それが結構ボリュームもあります(^ー^)。
今回はお酒抜き(^^;)。それでも会話ははずみ、話がとぎれるのは、次のお料理が運ばれ、舌鼓を打つ時(^^)。


特別昼懐石コース(4500円)
本日のお品書き
但し、デザートはブドウの入った水菓子に変更。
<先付け> だだっちゃ豆の豆腐とじゅんさいが入った冬瓜。誰かが、夏の野菜なのに、なんで冬瓜っていうのかしら?と言ってました
<向付> 氷の上に野膳らしく盛り付けられた「さんまのなめろう」と「あいなめのお刺身」。

お刺身の妻がレースのようで食べるのはもったいないくらい繊細な野菜でした。ネギのような臭みがなく、さっぱり味。

<揚げ物> 一番おいしかった揚げた「いのぶた(茨城産)」。さつまいもを食べて育ったので甘い肉で何より柔らかいんです。添えてあるさつまいもも、肉のたれも少し甘めで女性向きかもしれません。

<焼き物> 丸い京なすが半分。結構なボリュームですが、甘辛いお味噌が美味。但し、切り込みが入ってなかったので、スプーンでちょっと苦戦(^^;)。 <飯> うなぎのまぜご飯。すみません、ハッと気づいたら食べてました(^^;)。慌てて撮影しましたが、食べかけです(おいってば)。お味噌汁もお漬物もさすがにおいしく全部ぺロリ(^^)。
<漬物> なんとも香ばしいさっぱり系の味です  <甘味> シャーベットのようなアイスクリーム。「中にぶどうが入っています、と言われて、探したら、ぶどうの端切れが入ってるだけでした(^_^;)(おいおい)

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