2020.12.2
No.17


生命の誕生の謎に迫る「はやぶさ2」

※画像やイラストはネットより
宇宙航空研究開発機構「JAXA」が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」が6年ぶりに地球に帰還する。そして、小惑星「りゅうぐう」のかけらが入ったカブセルを地球に投下後、また別の小惑星を目指して、宇宙に旅立つという。

カプセル投下は12月6日。あと、4日だ。カブセルの中に収められているりゅうぐうの地表や地中の物質は、地球の生命誕生などに迫る貴重な手がかりとなる。

はやぶさ2の主な動きと、今後の計画(日経記事より)


※表組は日経より拝借

地球の生命誕生の謎解明に期待される「カプセル」

12/5にカプセルを探査機から切り離し、地球に投下。その後、探査機はエンジンを噴射して、次なる旅をめざす。投下されたカプセルは、12/6の午前2〜3時、オーストラリア南部の砂漠に着地予定だ。

カプセルの中身は初代はやぶさの100〜1000倍の量で、40%を日本に保管し、あとの60%は米航空宇宙局(NASA)などに配るそうだ。

りゅうぐうの地表や地中から採取された試料は、地球の成り立ちなどを探るのに役立つ。
小惑星探査の大きな目標は、「太陽系はどのようにできたのか?」「地球の生命はどうやって誕生したのか」という謎に迫ることになる。
することで、五島列島に生活拠点を移して、仕事を続けるという新しいライフスタイルが誕生した訳です。

りゅうぐうについて

 
りゅうぐうは直径約900メートルほどの小惑星で、炭素が豊富なC型と呼ばれるタイプ。「太陽系の化石」とも呼ばれ、太陽系が誕生した46億年の痕跡が残っているそうだ。

今回、りゅうぐうに金属弾を衝突させて、世界で初めての人工クレーター(くぼ地)を作って、地中の試料を採取したことにより、地表よりも、太陽光や宇宙線の影響も受けにくく、謎解明の「新鮮な試料」と期待されている。

地球の生命誕生をめぐっては、太古の地球に衝突した小惑星に含まれていた有機物や水分が生命のきっかけになったとする仮説があり、今回、りゅうぐうの物質を分析することで、仮説の検証につながるとされている。

次なる拡張ミッションの旅

りゅうぐうの次にはやぶさ2が目指すのは、地球と火星の間を回る小惑星「1998KY26」という直径およそ30メートルほどの小惑星。10.7分に1回転と高速で自転しており、遠心力が強い環境にあるので、これまで探査機が調査したことのない種類の天体だという。

大きさが数10メートルの小惑星は、100年から数100ねんに1回の頻度で、地球に衝突する恐れがあるため、小惑星「1998KY26」を調べることは、天体衝突から地球を守る観点でも意義があるそうだ。

はやぶさ2は打ち上げから17年近く探査を続けている。探査機の想定寿命を超える未知の領域だという。りゅうぐうに続く「1998KY26」への探査に日本の宇宙開発の大きな期待がかかっている。

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