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「新ウイルス」、国内まん延の恐れ!
欧米で流行中のコンピューターウイルス「エモテット」が国内でまん延する兆しが出ているそうです。 サンバー攻撃情報や対処法を発信する民間団体のJPCERT(JPサート)によると、10月から急速に感染が拡大し、国内で100以上の組織が感染したとの情報もあるそうです。 では、「エモテット」とはどんなウイルスなのか、ちょっと調べてみました。 エモテットとはどんなウイルス? エモテットの大きな特徴は3つ。 ◆非常に高い感染力や拡散力があること ◆さまざまなマルウェアを感染させるブラットフォームとして働くこと ◆感染先に合わせて、アップデートされること つまり、エモテットに感染してしまうと、メールアドレスやアカウント情報、パスワードなど、パソコンに保存されている情報が盗み出され、その情報を元に広範囲にわたり、感染が広がってしまうのです。 エモテットの被害について
日本でも、2019年11月に首都大学東京が感染。大学職員がフィッシングメールに添付されたファイルを開封したことで感染してしまい、1万8千件を超えるメール情報が流出した可能性があるそうです。 また、最新の情報によると、多摩北部医療センターでも感染が確認され、患者情報など3700件が流出したそうです。 エモテットに感染しないようにするために エモテットに感染しないための注意として、ウイルス対策ソフトを必ず自分のパソコンに入れておくこと、また、エモテットは添付ファイルを開くことで感染するので、不審なメールの添付ファイルは開かないこと、また、メールに不審なネットのアドレス(URL)があっても、相手に確認してから、そのアドレスをクリックするなど、注意を払うことが大切だそうです。 むやみにウイルスにおびえてもいけませんが、ネットを利用する以上、最小限の注意を払うことは大切です。 実際のエモテットのメールのサンプル メールの添付ファイルの拡張子が、Webクエリファイル(.iqy)だったら要注意です。 絶対にそのファイルを開いてはいけませんので、ダブルクリックをしないように注意してください。。 |