2018.5.19
No.5

日経新聞の社説「春秋(5/19)」より

毎朝、朝刊を読むのが楽しみです。今日は、すごく納得した記事を発見。こんな風に変わって行ったら、世の中もよくなるのになぁと思ったので、こちらでも紹介させていただきますね。
ただ本来は丸ごと紹介したいのですが、著作権の問題もありますので、部分的に紹介させていただくことにします。

英国が始めたちょっと変わった素敵な処方箋
  
心身の調子が悪くて、病院や診療所に行ったとします。診察を終えた患者さんは、薬ではなく、体操や音楽、ボランティアなど、参加すべきサークル活動をお医者様が紹介してくれるという試みが英国で広がっているそうです。

英ガーディアン紙によれば、釣りや編み物の集まりに参加した高齢者がうつ病から脱したなどという例もあり、この仕組みが注目されています。

薬の代わりに、社会とのつながりを処方するので、「社会的処方」と呼ばれています。ロンドンやリバプールなどでこの仕組みが広がった結果、医療費の節約や医師の負担減にもつながっているそうです。
すごいですねぇ、目からウロコの素敵な処方箋だと思います。

日本でも川崎市の病院が挑戦中

日本でも同じようなことができないかと考えた川崎市立の井田病院に勤める西医師が、今月、地元で「社会的処方研究所」を立ち上げました。
街の人々が足を使って、サークル活動などの情報を集め、医師や看護婦が医療の視点で中身を精査し、いずれ処方箋集としてまとめてから、広く「社会的処方」として、活用してもらうつもりなんだそうです。

今、日本では、たくさんの薬が処方され、多くの人たちがたくさんの薬を飲んでいます。そのため、国の医療費が財政を圧迫しています。もし、薬の代わりに、「社会的処方」が増えて行ったら、日本をもっと豊かに変えて行ってくれるのではないかと思います。

病気の話題は何かと暗くなりがち。薬の代わりに「社会的処方」という社会参加型の処方箋にすることで、患者の人たちの身体にも活力が生まれ、心身共に健康になっていけたら、すてきなことですよね。

川崎市の試みが実って、日本中にこの活動が拡散して、日本の社会を少しずつでも変えていってくれますように、と願っています。


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