2018.3.24
No.2

元気な心づくり・・・不安な時は「今」をかみしめよう!


※画像は全てネットより拝借
桜もあちこちで花をつけ、春めいた陽気に心はずむ季節となりました。
でも、気掛かりなことや心配ごとがあると、心もやっぱり曇りがち。まして、病気やケガに悩んでいたりすると、待ち焦がれた春が来たというのに、パワーも落ちてしまうかもしれませんね。

わたしたちは、日常的に不安を感じる瞬間があるそうです。ほんのちょっとした気掛かりなことにとらわれてしまうと、不安になってしまうんだそうです。

例えば「あのメール、返信がまだだった」とか、「少し遅刻してしまったけれど、みなにどう思われたかしら」など、思いをめぐらすうちに、「返信せずに迷惑をかけたかも」「自分がダメ人間に思われていないかしら」など、心の内で不安がどんどんと拡散してしまうんだそうです。


人が不安を感じる理由
人が不安を感じる理由は、精神医学・心理学によると、「欲望の裏返し」という解釈になります。

不安の裏には、きちんとメールを返信する人でありたい、とか、時間をきtんと守れる人でありたい、という思いがあって、ぬかるみの道を歩く時、「危険が潜んでいるかも、注意して」と、本能が知らせるように、本来は、不安を感じる感覚は、人間が生き抜くための、必要な安全装置だった訳です。

ところが、その安全装置が効きすぎると、不安が増して、前へ進めなくなってしまうのです。


マインドフルネスとは?

近年、「マインドフルネス」という言葉がいろいろな場で取り上げられるようになりました。

「マインドフルネス」という言葉は、「mindfulness」という単語なのですが、「Mindful」「〜を心がけて、〜に留意して)という形容詞に、「ness」という接尾語をつけて、名詞形にした言葉です。
直訳すれば、「心がけること、留意すること」という意味でしょうか。

現在では、世界のトップ企業やアスリートもこのマインドフルネスを活用しているそうです。「ただ目の前のことだけに集中する状態」を実践する、と考えればよいかもしれません。

多くの人たちが「心ここにあらず」の状態で、ストレスを抱えている中、近年の研究で、マインドフルネスを実践すると、脳の疲労が減り、集中力や創造力、幸福感などが高まることも明らかになったそうです。

東洋の瞑想(めいそう)にも通じるところがあって、瞑想のように、不安と向き合うことで、精神医学・心理学的にも、よい結果が出ているそうです。
まず今、起きている事実を強く意識することが大切。
メールに返信しなかったことや、ちょっとした遅刻で皆が自分をダメ人間とみなしているかどうかは、「思考や想像」の産物なので、そんな感情に振り回されず、事実のみを把握することが、不安を取り除く大切な一歩となるのです。


今からできるマインドフルネス

では、マインドフルネスに挑戦してみましょう。
まず、先読みや、マルチタスクの感覚をいったんストップします。

そして、電車の窓から景色をじっくり眺めたり、今起きているありのままの事実に目を向け、事実をしっかりと捉える練習をします。邪念を取り払って、瞑想をする状態とも言えるでしょうか。

<マインドフルネスの実践>
@まずは、背もたれがまっすぐな椅子に座るか、床やクッションの上で脚を組んで座り、目を閉じます。

A息が入ったり出たりする時の感覚に注意を向けます。その際の注意を向ける対象は、鼻孔の近くでの呼吸の感覚、もしくは腹部の動きのどちらかを選択します。そして、自分の自然な呼吸のリズムだけに注意を払います。

Bこの時、心が思考や連想へと流れ出したら、注意が散漫になっている証拠。再度、呼吸のリズムだけに注意を払うようにします。

いかがですか? マインドフルネスをやってみて、心の中がすっきりしませんでしたか?

マインドフルネスは決して難しい動作ではありません。
ただ静かに息をすることだけに注意を払うだけです。 息をすることに注意を払うなんて瞬間、日常の中にはないですよね?

だからこそ、マインドフルネスを実践して、今の自分の状態をちょっと把握してみるのもよいかもしれませんね。

いつもと違った「マイドフルネスのひととき」を体感することで、自分の生活をちょっと見直してみてはいかがでしょうか?


weekly top に戻る アイビーネットのtopページへ戻る