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配線器具で火災、5年で28人が死亡
電気製品の電源コードなど、配線器具をめぐる事故が2014年までの約5年間で、947件あり、約半数の459件が火災が起きたそうです。電源コードなどの配線器具でそんなにたくさんの火事が起きていたとはびっくりですよね。 なぜ配線器具などで火災が起きるのか?
コードを製品に巻き付けて収納したり、束ねたまま使用することで、繰り返しの屈曲が起こり、断線して、異常発火が起きてしまうとか。 150件が、その屈曲による断線での異常発火で、次いで多いのが、複数のコードの電線同士を結んでテープで覆うなどの、「不正な改造や、不適切な修理をしたために接触不良が起き、異常発熱」する火事が48件。 その他には、「たこ足配線」のように、多くの製品を接続したケースや、電源プラグやコンセントにほこりや水分が付着した事故も多かったそうです。 我が家を見渡しても、「たこ足配線」がたくさん(^_^;)。 部屋と部屋の間にコードがあって、バタンと、ドアを閉めることもあって、よくnabeさんから注意されましたっけ。 nabeさんの言うとおり、コードに毎回、不適切な力が加わると、コード内の電線が傷ついたりして、火災の原因になったりするんですね。注意しなくてはいけませんねぇ(^_^;)。 製品別の火災の原因
延長コードや、複数のコンセントを接続できるテーブルタップが、262件と最も多く、次いで、アイロンやヘアドライヤーなど、手に持って使う電気製品のコードが188件、電気ストーブやこたつなど、電気暖房機器が113件と続きます。 どれも、身近な物ばかり。しかも、ざっと見渡しただけでも、自宅にたくさんあるものばかり。 特に、火災は冬場が多いそうです。電気製品を使う機会が多い冬は、気をつけなければいけませんね。 では、どんな風に注意したらよいのを次に紹介します 配線器具の定期点検をしましょう 火災の危険があるからと、たこ足回線を取る訳にもいかないので、日ごろの定期点検で防ぎましょう。
A電源プラグやコンセントにほこりがたまっていないかどうか、チェックする。 B洗面所やキッチンなど、水がかかりやすい場所では、コンセントやコードに、水がかかっていないかどうかをチェックする。 C住宅用火災報知機がきちんと設置してあるかどうかをチェックする チェックをこまめに実施して、万が一、異常を感じたら、ただちに使わないようにすることが大切だそうです。 見た目ではわかりずらい配線器具も、火事の原因になることを自覚して、日ごろのチェックを怠らないようにしたいですね。 その他の注意 記事にのせるためのイラストを探していたら、消防署のホームページが開いたので、のぞいていたら、火事全般の注意事項が掲載されていましたので、ついでにここで紹介したいと思います。 ちょうど土曜午前クラスのオーさんが昨日、火事で全焼してしまった友人の方のお話をしていました。 その方はボーイスカウトのお手伝いをしていて、その日は、ボーイスカウトの集金があり、慌てて、石油ストーブの火を止めて、外へ出たところ、石油ストーブから出火し、全焼してしまったそうです。 原因は石油ストーブのダイヤルをまちがって、反対側に回してしまったことだそうです。あっという間に、火が回ってしまったそうですが、冬場は乾燥していて、火の回りも早いです。 火事を出さないよう、日ごろの注意を怠らないようにしましょう! |