No.2 秩父のホタルの光の乱舞
@ゲンジボタルとヘイケボタルの光の乱舞(2019.6.12)
※この画像は、寄付をした時に、ボランティアのおじいさんがくれた「秩父市上町ホタルの会」の葉書
案内のおじいさんが教えてくれた橋の上のポイントに立つと、まずホタルの数の多さに驚かされる!高い木の上までホタルが飛び交い、河原の上にさえ、光をこぼしたようにホタルがたくさんいた。
余りにたくさんのホタルの光が飛び交うので、ひょっとしたら、シャッターを押せば写るんじゃないかしらと勘違いしてしまう。
でも、やっぱりコンパクトカメラでは、かろうじて、わずかなホタルの光が写る程度。どうして一番レフを持ってこなかったのかと後悔するが、一眼レフがなかったお陰で思い切り、自分の目であちこちに光りながら飛ぶホタルの幻想的な乱舞を眺め続けることができた。初めてみるホタルの乱舞は一生の想い出の宝物となった
こちらはネットで見つけたホタルの画像。本当にこんな感じであちこちに星屑のようにホタルの光が流れる。暗闇で観る幻想的な世界は圧巻
梁山泊が用意してくれたバスで7時40分に出発して、秩父ミューズパークを越え、秩父市内の上町へ ホタル会場の上町の川のほとりに30分ほどで到着。川を下る段階で、少しずつ暗闇に目が慣れていく ゲンジボタルやヘイケボタルの違い、上町のホタルの取り組みなどボランティアのおじいさんが教えてくれた

迎えのバスを待っている間、ホタル育成のボランティアをしているおじいさんがいろいろな話をしてくれた。
「上を飛ぶのがゲンジボタル、下を飛ぶのがヘイケボタル。大きさが違うからすぐわかるよ。ゲンジボタルは2センチ近くの大きさになるけど、ヘイケボタルは7ミリ程度の大きさだから光る部分も小さくて、光もゲンジボタルよりも弱いんだよ。橋のところにいたボランティアの人が帽子の中にホテルを入れて、見せてたでしょ?あれはゲンジボタルだから帽子に入れても光ってるけど、ヘイケボタルだと、触っただけで光らなくなっちゃうんだよ」など、楽しいおしゃべりをしてくれた。(※画像はネットより拝借)

ボランティアのおじいさんによると、ここ上町がホタルの育成に取り組み始めたのは10年前だとか。7年ほど前から観光客の人たちにも開放したそうだが、おじいさんいわくホタルのエサとなるカワニナさえ、育てることができれば、あとは自然にホタルが飛び始めるそうだ。カワニナを育てるために、雑草を刈ったり、川の清掃などに取り組んできたと言っていた。

ところで後で調べると、秩父にはたくさんホタル観賞ができる場所があった。
観賞できるのは7月初め頃まで。むっと暑い日ほど多くのホタルが飛ぶそうだ。

たまたま、わたしたちが訪問した6月12日は、お昼頃から雨が降り出して、ホタル観賞が中止になるのではとヤキモキさせられたが、夕方から雨も収まり、ちょうど雨上がりという、ホタルが飛ぶのに適した天気になってくれたようだ。nabeさんがしきりと、「君は悪運が強いねぇ」と、うなっていた(^^)
A梁山泊でゆったりと過ごす(2019.6.12-6.13)
今回は7時半出発のホタル観賞に参加するため、30分で夕食を食べないといけなかったが、早めに叔母が夕食を食べてくれたお陰で、午後6時半に宿に到着することができた。「この料理を30分で食べるのはちょっと無理があったよねぇ」と言いながら、nabeさんと、ゆっくり1時間をかけて、夕食をおいしく食べることができた。ちなみにジョッキのビールはサービスのもの
いつも夕食に盛りそばが出るので、とてもじゃないが、ご飯はパス 翌朝は、7時から開始の朝食を急いで食べて、7時半には車で叔母の家に向かう

朝起きると、今回の旅も窓から爽やかな風が入り、目の前には緑いっぱいの山の景色が拡がる。さて、7月の介護旅行は、介護の合間のお楽しみは何にしようかなと今からワクワクしている(^=^)

終わり

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