No.3 車椅子で満喫した「彫刻の森美術館」
ゆったりと1時間半をかけた鑑賞めぐり
一番印象に残ったのは、何と言っても、この巨大な黒人女性の像。青いバックと小さな頭や黒い細い足首が不自然ほどアンバランスなのに、しっかりと土に根付いた存在感があって、圧倒されました。一度観たら、ちょっと忘れられない像です(^^;) 「こんなにゆっくりと鑑賞したのは初めて」と母も大喜び。ピカソ館では階段をぐるりと回りながら上る昇降機にも乗せてもらって、二階も鑑賞。子供達がうらやましそうに見つめてました(^^) クロッカスやクリスマスローズなど、花の手入れも行き届いていて、しばしお花も観賞
ヘンリー・ムーアの「横たわる像」。
車椅子用のコースを一周したものの、至るところ坂だらけなので、ほとんど道にへばりついて車椅子を押してました。だからこの彫刻の前に到着した時にはもう汗だく(^^;)。

一人の男性に「押しましょうか?」と声をかけられ、辞退したものの、すごく嬉しかったです(^^)。わたしも苦労して車椅子を押している人がいたら、声をかけてあげなくちゃ!
こんなに群生しているクリスマスローズを見たのは初めて!白や紫、ピンクなど、色とりどりで何とも華やか。クリスマスローズが華やかに見えるだなんて、意外(・_・)。

今回は車椅子を押していたので、思うように写真を撮ることができませんでしたが、この見事なクリスマスローズだけはしっかりと撮してきました(^^)
<車椅子の予約について>
ホテルで「彫刻の森美術館」に車椅子があるかどうかを問い合わせた際、フロントの人が「彫刻の森」に電話をかけて有無を確認してくれた上に、そのまま予約までしてくれました。

出かける際には事前に車椅子の予約をしておくとよいです。予約をしておいたお陰で、入り口に車椅子が用意されていて、また坂の少ないコースが掲載されたパンフレットなどを事前にもらうことができました。

ただちょっと残念だったのは、貸し出し用の車椅子には、ハンドブレーキがついておらず、坂を下る時には、スピードが出ないよう懸命に体でささえるなど、かなり難儀をしました。

使い慣れた車椅子のほうが格段と楽そうなので、今度は携帯用の車椅子を購入しようかな、とも思っています。
<彫刻の森美術館からいただいた車椅子での来館についてのお知らせです>
●車椅子の無料貸し出し
本館ギャラリー
 ・ご要望の場合はスタッフにお申し出てください
 ・数に限りがあります
 ・天候により貸し出しを中止する場合があります

●車椅子用トイレ
 アートショップ横
 ショッピングモール横

●昇降機の設置場所
 絵画館2階
 ピカソ館1階/2階
 本館キャラリー1階/2階

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